「宅急便」はクロネコヤマトが商標登録したもの

日本では耳馴染みのある『宅急便』。タイトルの一部にも『魔女の宅急便』と入っていますが、実はこの宅急便はクロネコヤマトが商標登録したものであり、勝手に使用することが出来ない言葉であった。通常の言葉は『宅配便』であり、ヤマト運輸の宅配便=宅急便としてしか利用してはいけない。

あまりに耳馴染みがありすぎて原作者・出版社・ジブリ、魔女の宅急便に関わる人達もこの事に気がつかないまま、『魔女の宅急便』を公式出版してしまった。

この時はヤマト運輸からは特に指摘はなかったが、映画化が決定したことで魔女の宅急便が一気に世に認知されると、ヤマト側から「勝手に使用されると困る」と通告を受けてしまうことに。

知らなかったとはいえ、困ったジブリ側はヤマト運輸をスポンサーに加えさらにイメージキャラでもある黒猫のジジを登場させることで、宅急便という言葉を利用する許可を得た・・・らしい。

という都市伝説で黒猫のジジは初めから原作に登場していた。

ただ商標登録した言葉『宅急便』を使用することにヤマト側があまり快く思っていなかったが、イメージキャラの黒猫を使用していたことに縁を感じ許可を出したようです。

ちなみにエンドロールのスポンサー枠にはしっかりと『ヤマト運輸』が記載されている上に映画告知のCMもヤマト運輸が務めていた。

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